「えっ?」 目を見開き彼を見る。 「ゴメン!本当にゴメン!」 彼は私に何度も何度も謝った。 頭を下げて。 「じゃあ、聖夜さんは……」 女性を殺めてないってこと? じゃあ、何で……何で聖夜さんは……。 「聖夜は俺を庇ってくれたんだ……」 「えっ?」 「俺、どうしていいのかわからなくて、聖夜に電話したんだ……そしたら聖夜が駆け付けてくれて……」 彼の顔が、だんだんと歪んで見えていく。 目に涙が溢れ、瞬きをする度にポタポタと涙がこぼれ落ちていった。