次の日ーー。
昨日と同じで、お母さんを説得するのに時間がかかり、待ち合わせ時間に遅れてしまった。
レイナさんは先に来ていて、謝る私を笑って許してくれた。
「電車で行くからね」
「はい……」
私とレイナさんは駅の中に入り、切符を買って電車に乗った。
3つ目の駅で降りる。
「大丈夫?」
「はい、大丈夫です」
「ここから歩いてすぐなんだけど……」
レイナさんはそこまで言うと、カバンからスマホを取り出し時間を確認した。
「まだ時間あるから、お茶飲みに行こう?」
「あ、はい……」
初めて来た街。
どこに何があるのか全くわからない。
だからレイナさんについて行くしかなく……。
駅前にあったカフェに入った。
私はオレンジジュースを、レイナさんはカフェラテを注文する。



