トイレに駆け込み、個室に入り、胃の中のものを全て吐き出した。 個室から出ると、手洗い場にいた人にジロジロ見られたのが恥ずかしかったけど、下を向いて急いで手を洗いトイレを出た。 トイレを出ると、トイレの前にレイナさんがいた。 「レイナさん……」 「雪乃ちゃん、大丈夫?」 「はい……すみません……」 「まだ時間ある?」 レイナさんの言葉にコクリと頷いた。 レイナさんは何も言わず、私の手をギュッと握ると、ゆっくりと私の体を気遣うように歩き出した。