レイナさんはステーキランチを、私は和風パスタランチを注文した。
メニューを見て、あれこれ迷っていたレイナさん。
パスタやグラタン、オムライスなんかを注文するのかなぁ?と勝手に思っていたけど、ステーキランチを注文したのは意外だった。
「パスタとオムライスで悩んだけど、メニュー見てたらステーキが食べたくなっちゃった」
そう言って笑っていたレイナさん。
「雪乃ちゃん!そのワンピース、着てくれてるんだね!」
「はい」
レイナさんからクリスマスプレゼントにもらったワンピースん着ていた私。
「着てもらえて嬉しい!ちょー似合ってるよ!」
お世辞だとしても、そう言ってもらえるのは嬉しくて、恥ずかしくて思わず目を伏せた。
「あ、卒業おめでとう!」
「ありがとうございます」
「これ、卒業祝いのプレゼント」
レイナさんは紙袋を差し出してきた。
「ありがとうございます」
紙袋を受け取る。
「開けていいですか?」
「もちろん!」
私は紙袋にかけられていたリボンを解き、紙袋の中を見た。
透明のフィルムに包まれたヘアアクセサリーが入っていた。
透明のフィルムを開けると、シルバーのハートの形をしたマジェステが出てきた。



