再び眠りに落ちた私が目を覚ました時、部屋の中はさっきよりも真っ暗だった。
暗い中、聞こえてくるのは私の息遣いと壁にかけられている時計の針の音だけ。
今が何時なのかもわからない。
聖夜さんはまだ帰ってないみたい。
夕方には帰ると言ってい聖夜さんがいないってことは、まだ夕方にはなっていないのかな?
手を結束バンドで縛られているため、体を起こそうに簡単には起こすことが出来ない。
その時、玄関の鍵を開ける音が聞こえてきた。
ドクンと高鳴る胸。
ガチャーー。
玄関を開ける音がして、誰かが部屋に入ってくるのは気配を感じた。
「雪乃?」
真っ暗な部屋の中で、聖夜さんの私の名前を呼ぶ声が聞こえてくる。
急に部屋の中が明るくなって、眩しくて思わず目を細めた。



