レイナさんが言うように、男の子は聖夜さんなんだろうか……。
聖夜さんとはどこかで会ったことあるような気がしてならない。
でも聖夜さんは私のことは会ったことはないと言っていた。
そんなドラマのようなことなんて現実にはないか……。
私と聖夜さんの関係は、人を殺めた人とそれを見た人。
それだけの関係。
いつ、家に帰れるかもわからない。
もしかしたら、このまま聖夜さんに殺されるかもしれない。
もし、あの時、公園を通らなかったら……。
私は聖夜さんと会うこともなく、今まで通り普通に生活を送っていたはず。
「なんでこんなことに……」
そう独り言を呟いて、再び目を閉じる。
目に溜まっていた涙が ポロポロとこぼれ落ちていった……。



