もちろん、それだけじゃ終わらなくて。



「た、巧……?」


いつもと違う巧に驚いていると。


「I want you. I 'm deeply in love with Rin.」


えっ……ちょ、巧!?

な、何て言ったの……?

英語のテストで満点だったけど分からない……。


私が首を傾げると、巧は怪しげな笑みを浮かべた。


「分からない? ……俺はリンが欲しい。リンをとても深く愛してる」

私の頬に手をそえ、私の唇を親指でなぞりながらそう言った。