行為を終えた俺は女をそのままにして保健室を出た。


『あなたは相変わらずね』

『渡辺先生…』


入り口のすぐそばで立っていたのは数学科担当の渡辺葵(ワタナベアオイ)先生。


『あなたも抱かれに来たんですか?』

『学校でそんなこと言わないわよ』

『学校外なら抱かれたいんですね?』

『ほんと、生意気な子』


先生は俺の横を通り過ぎるときに『今夜10時にあの場所に来なさい』と言い階段を上っていった。


どうする…芽依に11時に帰ると…。


『仕方ない…さっさと終わらせるか…』


俺も自分の教室に戻っていった。