『あれ、もうスイッチ入っちゃったの?仕方ないなー』


女も俺がスイッチ入れたことに気づいたのか、なにも言わずベッドに歩いて行った。




俺は女を抱くとき、あるスイッチを入れる。


いや、スイッチを入れるというよりスイッチを切ると言うほうが正しいな。


感情のスイッチ


女を抱くときには必ずこのスイッチを切ってから女を抱く。


こんな女のために俺の感情を与えるなんてまっぴらごめんだ。


そんな感情も何もない行為をなぜそこまでしたがるのだろう…。


『じゃあ今日は1万円で』


高校生にとって1万円は貴重なお金。


それを捨ててまで俺との行為をしたい女の気がしれない。


まぁそういう女がいてくれるだけラッキーなんだがな。


俺はただ、この行為を終わらせればいいだけ。


それで芽衣との生活費が稼げるならいくらだってしてやる。


芽衣が幸せになってくれるなら…。


その思いだけで俺は今日も馬鹿な女をたくさん抱く。