『寝ようか…眠いだろ…?』


兄さんが帰ってきた安心感でだんだんと重たくなった瞼。


「うん…」


そう頷いて兄さんに手を引かれ、ベッドに一緒に潜り込んだ。


さっきは酷く寒かったシングルベッドも今はとても暖かい。


やっぱりこの温もりは本当に好き。


「兄さん…」

『んっ…?』


重たい瞼をこすって頑張って目を開ける。


「私…この暖かさは…大好きだよ…」


そう言い終えて安心したのか、重たい瞼に逆らわず私は深い眠りについた。