放課後になり、私は誰も使っていない視聴覚室に行った。


ドアを開ければそこには3人の男子生徒。


1人目は制服を着崩して、耳にもピアスをつけているチャラ男。


2人目はさわやか系男子でモテモテのサッカー部の部長。


3人目は黒縁メガネをかけていつも勉強ばかりやっている学級委員長。


ほら、チャラ男ならともかくさわやか系男子や真面目くんまで金を払ってでも身体を重ねたいらしい。


哀れすぎるよ…男って。


まぁちゃんとお金を貰ったから相手はしてあげるけど。


そんな偽りの声や笑顔を見てなにがいいわけ?


結局3人との相手が終わったのは6時過ぎ。


あと2人も残ってるのか…ダルいなぁ…。


床で寝ている3人を放置し、乱れた服を元通りにして視聴覚室を出た。


今日はやめようかな…でもそれじゃあお金貰えないしなぁ…。


兄さんと楽な生活をしたいしな…。


って最終的には兄さんのために体を売っているようなものだね…。


うん、だって兄さんがいなきゃこんなに頑張らないし、むしろこんなことだってする必要もないもんね。


やっぱ兄さんはたった1人の家族だもん。


離れたくないし、離したくもない。


兄さんとあのシングルベッドの中で寝れればそれで十分。


それのために私は働いてるんだ。


自分の幸せな時間は自分で手に入れなきゃ。兄さんばっかに頼ってちゃダメだもんね。


改めて兄さんの存在に気づかされ、私は家に帰らずそのまま今日、約束している男のもとへと向かった。