「ひ、紘・・・3人でっていうのは、 悠輔さん困っちゃうから。」 「ねえー悠輔ー、3人で寝でもいいよねー。」 ドライヤーで髪の毛を乾かしている悠輔さんに抱きつきながら紘がそう言うと 「ああ」 とすんなりとOKを出してしまった。 ・・・あんなにすんなりOK出しちゃうんだ。 「悠輔、絵本も読んで。」 「お前の髪の毛を乾かしてからな。」 なにも気にしていない様子の悠輔さんはしゃがみこんで紘の髪の毛を乾かし始めた。