私のヒーロー。





「痛っっっ!!」




「おい、無茶をすんな。骨が折れてるかも知れないってさっき言われたばっかだろ。」




そういうと渡邉さんはゆっくりと私をベットに戻してくれた。




「どこに迎えに行けばいいんだ。」




「え?」




「どこの幼稚園に迎えに行けばいいんだよ。」




「それって・・・・・」




「お前、今の状況で迎えに行けねえだろうが。




俺が迎えに行くから場所教えろ。」




言葉は少し乱暴だけど本当にこの人は優しい人。





どけど私はこんなにこの人を頼ってもいいのだろうが?