「私、ココから出ていくから。」 「は?」 「紘と一緒に出て行くから。」 「何言ってんだてめぇ。」 「もう終わりにしよう。私達。 このまま一緒に居ても、彰にも私にも良くないから。」 「ふざけんなよ。」 そう言って立ち上がった彰は私の髪をおもいっきり引っ張ってきた。 「痛い!やめて!」 もう彰には、私の声が届いてなかった。 そのあと何回も蹴られたり、殴られたりした。 段々と痛いという感情すらも感じなくなっていた。