和菓子屋さんに寄ってから悠輔さんの家に向かった。 悠輔さんの家はとても大きく、改めて私なんかが挨拶をしてもいいものかと気後れしてしまった。 「行くぞ。」 そんな私の気持ちを汲み取ってか、優しく私の頭に手を置いてくれる悠輔さん。 その反対の手で、紘の手をしっかり握っていた。 その姿を見て、この人とずっと一緒に居たいって改めて感じた。 そして、こんなに素敵な人のご両親は一体どんな人なんだろうって単純に思った。 ピンポーン。 インターホンを鳴らすと、すぐに扉が開いた。