迷いながら、悠輔さんの部屋に入る。





まったく起きる気配がない悠輔さん。





少し、体を揺さぶって起こしてみる。





「んー・・・・・・」





目を擦りながら、私の顔を見る。そして、





「わっ!」





布団の中に私を引っ張る。





「・・・・・びっくりした。





ちょ、悠輔さん寝ぼけてます?」





「んー」





「もうちょっと経ってから起こしにきましょうか?」





「んー」