私のヒーロー。





「食事に誘われました。





それを私達が断ったら腕を掴まれて・・・・





ただそれだけの事なんですけど、最後に彰に暴力を振るわれた時のことを思い出しちゃって」





「ただそれだけの事じゃねえだろ。」





そう言って心配そうに悠輔さんが私の頭に手をのせようとした。





だけど悠輔さんは少し躊躇って手を引っ込めた。





「なんで撫でてくれないんですか。」





「・・・今のお前には触らねえほうがいいだろ。」





「悠輔さんなら大丈夫です。





ずっとずっと、あの男の人に触られてから悠輔さんに会いたい。触れたいって思ってたんです。」