「ダメだよ、心。仕えるのは学校の規則だから」



そう言っているのは紗柚。



あれから数時間経ち、今は昼休み。



「ダメだと言われても、嫌なものは嫌なんだもん」



私が口を尖らせて言っていると、



「でも、心?心は逆に当たりを引いたんだよ?」



「へ??」



何の話をしているのか分からない。