私は確認のため、もう一度扉を開けた。 「なんで扉閉めたの?」 「なんで私の席にいるの!?」 なんとそこにいたのは、昨日会ったあのあいつだった。 「なんでって、心に会いに来たに決まってんじゃん。」 「知らないよ、そんなの…。」 私は呆れて怒る気になれなかった。