「でも、出来たじゃん。さりげなくボディタッチして名前を呼んで、まあ少しだったけど上目遣いも?」



そう、この3つが紗柚の立てた作戦。



物凄く恥ずかしかった!!もう絶対やらない!!!



あ、そういえば……



「ねぇ、あれってどういうこと?答えって何?」



私の質問に紗柚は「あー」と言って困ったような顔をしている。



「でもこれって本人から聞いたほうがいいと思うよ」



「どうして?」