翔平はみるみるうちにかっこよくなっていった。





髪も脱色して、


他の女たちがひっついてくるようになった。





翔平が美亜に最後に告げた言葉。




「美亜。お前俺の目の前から消えて欲しい。お前といると、俺、本当に好きな奴と一緒にいられなくなるから」





もっと違う振り方あったんじゃないか。




ってぐらい、最低な言葉だよ。




あの日から、ちょっと浅めの恋愛をしてきた。




ちょっと好きかなって思った人とも付き合った。




だけど、好きな人と付き合ったら、




幸せは逃げて行っちゃうんだ。




今まで彼氏結構出来てたけど、



付き合った途端だめになった。






美亜が悪いんだけどね。