「咲…。そういやこの間聞こうと思って忘れてたんだけどさ…。」

「うん…。」

「咲の誕生日いつ?」

「今月の25日。」

「まじかよ!」

「え?なんでそんなに大声出してるわけ?」

「俺の誕生日の前の日…。」

「えっーーーー!」

いやいや、。初めてしったんですけど。

近すぎじゃん。

「咲声でかい。」

「ごめん。」

「じゃあ、25日泊まりな。」

「本当?!!」

「おう。敦の時みたいにぱぁーっとやろうぜ。」

「うん!あ、でも真人飲みすぎないでよ…。」

「おう。咲がメインだからな。」

「あたしは、飲まないよ…。」

「咲が飲まなくて誰が飲むんだよ!」

「明日香とか?」

「馬鹿。」

「馬鹿じゃない~!」

そんな話をしながら1日が過ぎて行った。


それから3日間、結局あたしたちは家から出ずに
家でゴロゴロしていた。

「真人。あたし帰るね。」

「おう!わりぃな、どこもつれてってやれなくて。」

「楽しかったから、怪我も早く治ってよかったし!」

「おう。」

「じゃあ、行くね。」

「咲。25日泊まるの忘れるなよ。」

「うん。忘れないよ!」

「あと、学校頑張れよ!」

「うん。じゃあね。」


あたしは真人の家を後にした。