物音がしなくなったせいか やけに回りが寂しく思えた。 真人…。早く帰ってきて。 あたしの心の中は不安まっしぐらだった。 あたしはいてもたってもいられなくなり、 家の舞回りを探した。 でも、真人の姿はおろか…人の姿さえみあたらなかった。 家に帰って、電話をかけてみても鳴るのは テーブルの上に置かれた携帯。 真人…。早く帰ってきて。 あたしどうすれば真人に会える…? あたしは、そのまま眠りについてしまった。