あたしは、ベッドに直行した。 真人は、目がさえたのか テレビをつけて煙草を吸っていた。 「真人、ねないの?」 「おう。咲がまたいなくなっても困るしな。」 「いなくならない!」 「わかった、わかった。俺も後から寝るから、 先に寝ろ。」 「うん。おやすみ」 あたしは、そのまま眠りについた。