落書きも終わり。

明日香たちと合流した。

あたしたちのプリに書かれた

″大好き″の文字。あたしはうれしかった。


「咲~。」

「なに~?」

「プリ見せて!!」

「やだよー!無理無理」

「いいじゃん!もーらい!」

「っえ?」

明日香は、あたしのてからプリをとった。

「えー。チュープじゃん!」

「//」

「どっちからいいだしたの?」

「…」

「俺からだよ!」

「へぇー。真人がね~!」

「わりぃかよ。」

「ぜんぜーん。」


そんな会話を聞いてるだけで

恥ずかしいって//

「明日香ー。俺のコト忘れてねぇ?」

「あ、忘れてた!」

いや、素で言い過ぎだから。


「明日香ー。俺らのほうがいいチュープリだもんなー。」


…敦ってやっぱりバカ…。

「敦、お前ばかだろ。そこ普通に強調するとこじゃないから。」


真人の意見。ごもっともです。


「明日香ー。」

あーぁ。敦すねちゃったよ。

敦こういうとこ、子供で、年上にみえないよね。

「咲。このバカ気にしないで!」

「わかってる~。」

「ってか、咲ちゃん。腹減った!」

切り替えし早いよ。

「もう、12時過ぎてるしね。」

「咲ちゃん。どっかつれてって。」

「わかったよ。じゃあ、いこうか!」

あたしたちは、外にむかって歩き出した。