あたしは、学校に行くことに飽きていあた。

学校にあたしの居場所なんてなかった

学校にも家にも…

みんなが勉強している間、
溜まり場に集まって、遊んでるほうが楽しかった。


溜まり場にはあたしの'居場所'があったから


小5のあたしはどんどん学校に行かないことが当たり前になってきた。

何が楽しくてたまり場にいってるのかさえ
分からなくなってきた。



その頃あたしは、

2つ上の明日香にであった。
明日香も学校にいかず、近くのたまり場で集まっていた。


人見知りするあたしに明日香は話しかけてきてくれた。

「咲ちゃん。あたし、明日香。よろしくね」

「はい…。」

「はぁはっ。敬語じゃなくていいよ!!なんか咲ちゃん年下って感じしないから」

「うん。」

「そうそう!そうこなくっちゃ!あたしの事明日香って呼んで。」

「うん。あたし咲でいいから!」

「はーい。ってか、今からどっかいかない?」

「うん、ここにいても暇だしね。」

「じゃあ、じゃあいこうか!」


あたしと明日香は、
明日香の地元へとむかった。