なんか勢いで決まったな…
まぁイイか☆
苺が明日から俺ん家に3日間泊まんだもんなッ!!

てか、苺のお母さん大胆だなぁ。
苺とは顔がそっくりでも性格が全然別だったな…


「おかえり〜」
「あぁ」

そういえば…このババァに苺のコト言わなきゃじゃん。

「あのさ…」
「ん?」
「……」

なんか言いづらい…

「何よ〜、早くしてッ!お母さん忙しいんだから!!」

お前今テレビ見てるだけだろぉぉぉ!!!
どこが忙しいんだよ…

「明日から3日間…彼女が泊まりにくるから」
「ん?あぁ、凛華ちゃん?」
「は?誰だよ、"凛華"って」
「え、違うの?ほら、あんたが中学3年のときに1回家に連れてきたときあったじゃない。あぁ、それとも千那ちゃん?」
「そいつらじゃないから」

誰なんだよ、"凛華"とか"千那"って…

「あら、じゃあ新しい子?」
「ん〜…まぁそんなカンジ」
「女の子とっかえひっかえは良くないわよ〜」
「今回は違う」
「え?」

「苺は…初めて本気で好きになった子」
「まぁッ!苺ちゃんって言うのね!!」
「あぁ」