「律君、いつもカッコイイけど今日はもっとカッコイイね」
「…今日、苺に告るつもりだったから…///」
「そう…なんだ///」

俺たちは今、手を繋ぎながら苺の家に向かっている。

「なんか…恋人同士みたいだね?」
「"みたい"じゃないだろ…///」
「うん…///」

苺と手を繋いでる…
マヂで幸せだな…

「でも…いいの?私の家、律君の家から結構離れてるよ?」
「彼氏が彼女を送るのは当たり前だろ?しかも結構暗くなったし…1人で帰らすの、チョー心配」
「ありがと…///」

しばらく歩いていると…

「あ、私の家、ここだから…」
「え…ここ?」
「うん」

…でかッ!!
苺…かなり金持ちなんだな。

「じゃあ…送ってくれて、ありがとう。気をつけて帰ってね?」
「…さよならのちゅーは?」
「えッ…///」

赤くならないでよ!!
俺だって自分で言っといて結構恥ずいんだから///

「…してくれないの?」
「でも、ここ外だし…」
「関係ないじゃん♪」