「失礼まーす…ってまた誰もいねぇのかよ」

なんなんだよ、この学校の保健室…

「また2人きりだね…」

ッ!?
そういうコト言っちゃう!?

「そ、そうだな…」
「うん」

……///

「とりあえず着替えろよ」

俺は自分のブレザーとワイシャツを脱いだ。

「今はこれ着て」
「でもッ、これじゃ律君が寒くなる…」

まぁ…俺今、上半身裸だけど。

「俺は寒くないから大丈夫。ほら早く着て。俺後ろ向いてるから」
「うん…ありがとう」

そう言って苺は俺の手からブレザーとワイシャツを受け取った。
そして苺が着ているブレザーのボタンを外し始めたのを確認して俺は後ろを向いた。

「律君…」

しばらくして着替え終わったのか、後ろから声が聞こえた。

「おぅ、着替えたか?」

俺は後ろを振り返った。

「あのね、チョット胸のトコがキツくて…」

えッ…!?
あ…確かにキツそう。
ボタン取れそうだし…

って!!!
そんなコト言うなぁぁぁ!!!!
それは苺の胸がデカいからだろぉ!?