Strawberry★Night

「なぁ、透…」
「あ?」
「病院、きてくれてありがとな」
「…あれはただのヒマ潰しだ」

…素直じゃないヤツ。

「なぁ…」
「ん?」
「怪我治るまでアイツと席隣にしてもらえば?」
「"アイツ"って?」
「苺。お前の右腕なんだろ?」
「…なんで知ってんの?」
「俺の教室まで聞こえたんだよ」
「あぁ…お前隣のクラスだもんな。てか苺を隣にしてどうすんの?」
「お前バカだな…席隣なら授業中でもイチャつけんだろ」
「あッ!そっか!!」

俺は怪我してるから先生も許してくれるハズ!!!

「お前頭いいな〜」
「テメーがバカなだけだ」

くそ…
言わなきゃよかった…!!

「俺次の授業から出るわ!!」
「そうしとけ」

それから2限が始まる5分前に透と別れて教室へと戻った。

「律君と隣になれて嬉しい」

俺は早速先生に頼んで苺と席を隣にしてもらった。

「"怪我が治るまで"って期限付きだけどな」