Strawberry★Night

………
イチゴのにおい…
俺の大好きな…苺のにおいがする…


俺は少しずつ目を開いた。

見覚えの無い真っ白な天井。

あれ…?
ここどこだっけ?

「…律君ッ!?」

「…苺?」

どうやら俺は病院のベッドで眠っていたらしい。

「律君…目開けて、よかったぁ」

「苺…俺さ」
「私をかばってひかれちゃったんだよぉ」
「あ〜…」

やっぱアレ、ひかれてたんだ。

そういえば体が重い気がするし…
右腕なんか動かねぇ…

「律君の、バカ…どうして私なんかをかばったの…」
「苺…目腫れてる…ずっと泣いてたの?」

俺は左手で苺の目の下に触れた。

「…ッ」
「心配させて…ごめんな?」