「じゃあな」
「あぁ」

聖は俺に背を向けて歩き出した。

「聖!!」
「ん〜?」
「ぶつかったの、2回目だな☆」

俺はそう言って笑った。

「今もドキッとした」
「バーカ」

…ありがとな、聖。