ガラガラッ
ドアが勢いよく開く音がした
と同時に…
「律君ッ!!」
聞き慣れた、俺が世界で1番好きな声が聞こえた。
苺…?
なんで…
「あなたは確か…南川さん?」
「あ、はい!先生、律君…恋花君、いませんか?」
「恋花君ならそこのベッドで寝てるけど…」
「ありがとうございます」
「律君…」
苺がカーテン越しに遠慮がちな声で俺の名前を呼んだ。
「起きてる…よね?」
「……」
「律君…」
「…何」
「ッ、あの、ね、咲さんと聖君から聞いて…」
「……」
「私と、透が話してるとこ…見たんでしょ?」
「……」
「透はねッ、違うの!全然、そんなんじゃ、なくて…」
「……」
「律君てお願い、信じて…」
今にも泣き出しそうな声。
「……」
それでも俺は何も言ってあげることができなくて…
ドアが勢いよく開く音がした
と同時に…
「律君ッ!!」
聞き慣れた、俺が世界で1番好きな声が聞こえた。
苺…?
なんで…
「あなたは確か…南川さん?」
「あ、はい!先生、律君…恋花君、いませんか?」
「恋花君ならそこのベッドで寝てるけど…」
「ありがとうございます」
「律君…」
苺がカーテン越しに遠慮がちな声で俺の名前を呼んだ。
「起きてる…よね?」
「……」
「律君…」
「…何」
「ッ、あの、ね、咲さんと聖君から聞いて…」
「……」
「私と、透が話してるとこ…見たんでしょ?」
「……」
「透はねッ、違うの!全然、そんなんじゃ、なくて…」
「……」
「律君てお願い、信じて…」
今にも泣き出しそうな声。
「……」
それでも俺は何も言ってあげることができなくて…

