「俺はもうあの頃の俺じゃねぇ」
「あっそ」

「もうホント苺ちゃん可愛かったわね〜」

親父と話していると母ちゃんも入ってきた。

「あぁ…いい方じゃね?」
「"いい方"じゃねぇ。めちゃくちゃいい方だ!!」

てかもう世界1だ!!!

「お前いつあの天然とヤるの?」

またそっち系の話かよ…

「いつだってイイだろ…まぁ苺が覚悟できるまで待つつもりだけど」
「ふ〜ん。…早くヤらねぇと俺が奪うかもな」
「なッ!?」

「ちょっとッ!!!」

いきなり大声を出した母ちゃん。

あ〜あ…
親父ヤべェかもな☆
母ちゃんの前で"息子の彼女とヤりたい"って言ったようなモンだからな♪

ふんッ
ザマーミロ☆

「苺ちゃんは私が奪うんだからッ!!!!!」

えぇぇぇぇぇぇぇ!?

「あんな可愛い苺ちゃんをアンタたちに奪わせて堪るもんですかッ!!!」
「あぁ!?女のお前には奪うモンも奪えねぇんだよ!!」

親父ッ!?

「何よッ!!女をナメんじゃないわよ!!!」
「じゃあどーすんだよ!?どーしたってお前じゃ苺を満足させられねぇんだよ!!」
「おい…」

何2人で言い争ってんだよ…

てか親父初めて"苺"って言ったし。