Strawberry★Night

「ふッ…あ、んン…」

律君…ホントにキスうますぎ…

「はぁ、ん…や、あぁッ!!」

ビクッと体が跳ねたかと思うと…

ドサッ…

私たちはそのままベッドに倒れ込んでしまった。

…後ろにベッドがあってよかった。

「苺…」
「あ、律君…///」

私の上には律君がいて…
なんか恥ずかしい体勢。

私たちはしばらく見詰め合っていた。

「また来いよ」

律君が優しい表情でそう言ってくれて…

「うん…///」

それがすっごく嬉しかった。


「苺ちゃん、また絶対来てね!!」
「はい!お母さん!!」

私が律君の家を出るとき、お母さんと何故か律君のお父さんまでお見送りしてくれた。

「おい、天然!!」
「へッ!?天然って…私?」
「他に誰がいんだよ」
「あ…はい」
「俺のことはまだ"お父さん"なんて呼ばせねぇ。壱夜様って呼べ」
「"壱夜様"…?」