Strawberry★Night


───苺side───

「喜んでやらせて頂きます☆」

そう言った律君が試着室に入ってきた。

そしてなぜか向き合っている。

「…?」

背中のファスナー上げるのになんで向き合ってるんだろう…?

そう思ったとき、律君が抱きしめてきて…

「え?律君…?」

ジー…

ファスナーが上がる音。

「あ…」

律君は私を抱きしめたままファスナーを上げてくれたみたいで…

あれ?
でも…
律君があまりにも強く抱きしめるから…

「律君、胸当たって…」
「気にすんな☆」

私のコトバを遮って言う律君。

「え、でも胸…」
「だから気にすんなって♪」

…気にするんですケド///

「律君…上がった?」
「いや、もう少し♪」
「うぅ…早く上げてよぉ」

この状況、恥ずかしすぎる///