今は担任の自己紹介が終わって10分休み。
担任…男かよ。
「あー、眠…」
俺は机の上に突っ伏した。
窓からは太陽の光が差し込んでいて気持ちいい。
授業が始まるまでまだ10分ある…
少しだけなら…イイよな?
俺はそっと瞼を閉じた。
ふいにイチゴのいいにおいが鼻を掠めた。
あれ…このにおい、どっかで…
ガバッと顔を上げた。
あ…俺、寝てたんだっけ?
「まだ絆創膏貼ってる♪」
と、俺の傍で無邪気に笑う子がいた。
この子…今朝の!?
「同じクラス…みたいだね」
「え…?」
「私も2組だよ」
「そう…なんだ」
マヂか…気付かなかった。
「私、南川 苺(みなみかわ いちご)…。よろしくね」
苺…ねぇ。
ちっちゃくてイチゴみたいに可愛いこの子にはピッタリの名前だな。
「俺は恋花 律夜。こちらこそよろしく」
「…恋花…君」
「律夜でイイよ」
担任…男かよ。
「あー、眠…」
俺は机の上に突っ伏した。
窓からは太陽の光が差し込んでいて気持ちいい。
授業が始まるまでまだ10分ある…
少しだけなら…イイよな?
俺はそっと瞼を閉じた。
ふいにイチゴのいいにおいが鼻を掠めた。
あれ…このにおい、どっかで…
ガバッと顔を上げた。
あ…俺、寝てたんだっけ?
「まだ絆創膏貼ってる♪」
と、俺の傍で無邪気に笑う子がいた。
この子…今朝の!?
「同じクラス…みたいだね」
「え…?」
「私も2組だよ」
「そう…なんだ」
マヂか…気付かなかった。
「私、南川 苺(みなみかわ いちご)…。よろしくね」
苺…ねぇ。
ちっちゃくてイチゴみたいに可愛いこの子にはピッタリの名前だな。
「俺は恋花 律夜。こちらこそよろしく」
「…恋花…君」
「律夜でイイよ」

