夜空には満天の星空  
一人でみるには少し寂しすぎるよ・・・
となりにはもう君はいない
涙が止まらない また君のことを思い出した


いつの間にか涙と一緒に降り出した雪
それはあの日と同じ予想外れの雪で
私はまた歩き出す

目を閉じればすぐに君が浮かんでくるの
君と二人で歩くいつもの帰り道
二人つないだ手に落ちた冷たい雪
「雪だ」と重なった声
同時に空を見上げて君と目が合い微笑んだ
夜空には満天の星空
あまりにキレイで二人で立ち止まった
「なぁ、流れ星ないかな。願い事すんだよ。
お前とずっといれますようにって」
そう言って笑った君
その顔は今でも忘れられない

目を開けてもう一度夜空を見上げれば
そこには一つの星が輝いていた
君が見守ってくれてるようで
私は微笑むと君も笑った気がしたんだ
なぁ、流れ星ないかな。いつかの君の声がした
叶うことがなかったその願いは雪と一緒に散ってしまった

今でも覚えてるよ
君と一緒に過ごしたあの日々を
忘れるなんて出来ないよ
君と過ごした時間は大切な想い出となって
君と一緒に夜空に輝くの

ねぇ、流れ星ないかな。
小さく呟いた空は満天の星空
また君に逢いたいよ。
振りかざした指先がキレイに光った
夜空に君の笑った顔が輝いて消えた
それは一瞬で解ける魔法のよう

夜空には満天の星空
一人で見るには少し寂しすぎるよ
となりにはもう君はいない
でも泣かないよ 
君が見守ってくれてるから