パラレルスクール

「まぁ見てろって」


「?」


「ここに怒り狂った犬がいる。この犬を怒らせたのは紛れもなく、この俺だ。さぁこの犬に俺が何をしたか聞き出せ」


「はい、山口先生。」


その言葉を最後に一哉君は急に黙り、その犬と見つめあった。