理科準備室の甘い秘め事

永井先生は私の前に座り


「お前さ、これからも放課後来るか?」

「えっ?」


私はこれからもずっとここに来るつもりだった。

こんな事を聞くって事は、もう来ちゃダメなのかな?

そうだよね……

永井先生にも仕事があるのだから。

頭ではわかっていても、いざそんな事を言われると悲しくなる。


「来ちゃダメ?」


私は泣きそうになるのを我慢して聞く。


「いや、ダメってわけじゃないよ。今回、結構成績上がったから、どうするかな?って思って……。って言っても、まだ平均点以下だけどな」


そう言いながら、永井先生はフッと笑う。


「先生が迷惑じゃないのなら……、来たい」


私は永井先生の顔が見る事が出来ず、俯く。

せっかく、永井先生と一緒に居られるんだもん。

私の気持ちを伝えちゃいけないのはわかっている。

ちゃんとわかっているから……


だから、一緒にいる事だけは許して。

お願い……