理科準備室の甘い秘め事

「何?どうしたの?」


緊張で、黙ったままの私を心配そうに見る。


「うん、あのね……」


私は大きく息を吸い


「実は、永井先生と付き合ってるの」


小声でそう言った。


「え?……えぇぇ!!」


周りもがやがやと騒がしいから、渚の驚いた声もそんなに目立つ事は無かったけど。


そりゃ、驚くよね。


「それ、マジ?」

「うん。ごめんね、ずっと黙っていて……」


私達の間に、少し沈黙が流れる。

渚、怒っているかな?

ずっと隠していたもんね。


「渚、ホント、ごめん」


私はひたすら謝った。