部屋をでると下では碧月と鬼神が喧嘩をしていた。
私が階段を降りると全員一斉にこっちを見た。



真「苺!?その格好・・・」



「なんでもない。
私帰るから。」



そう言って外へ行こうとしたけど腕を捕まれ行けなかった。



芹「んな格好で歩かせるかよ。
寮まで送るから待ってろ。」



そして私に自分が着てたパーカーを渡した。
考えた結果、さすがに胸元が破れてる服で歩くのは嫌だなと思い借りることにした。



芹「苺は無事だ!!

今日の所は帰るぞ!!」



芹の声を聞いた碧月の人達は殴っていた手を止めて帰ろうとした。



私は車に乗せられ、隣に芹が乗った。




芹「怪我してないか?」



「大丈夫ですよ。」



そこから一切会話がなくなり、無言のまま寮についた。



「送ってくださってありがとうございます。」



運転手さんにお礼を言った後、芹を無視してさっさと部屋に戻った。



破かれた服をごみ箱に捨てて違う服を着た。
その時パーカーを借りてた事を思い出し、乾燥機付きの洗濯機に入れスイッチを押した。



そのままベッドに倒れ込み眠りについた。



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