目が覚めるともう22時をまわっていた。 「・・・・・・寝すぎちゃった。」 ボソッと呟いた後、ご飯も食べずに中庭にむかった。 満月でとても綺麗な夜空をベンチに座りながら見ていた。 たくさん寝たせいか、かなり体は軽く感じる。 夜の風にあたりながらぼーっとしてた。 万里がなかなか来ない事に少し違和感を感じながらも、私は無意識に歌を歌いはじめた。 .