「・・・顔あげろ。」



殺されないで済むと思っているのか、助かったという表情をしていた。


私は地面に座り込んでいる組長の前にしゃがんだ。






「・・・なめてんじゃねぇぞ。
てめぇはこの私に銃をむけたんだ。





・・・許すわけねぇだろ。」



そう言って額に一発うちこんだ。

もちろん即死だ。



返り血を浴び、服や多少顔にも血がついた。





そのまま雅明のところに行くと既に終わっていた。

雅明は服が血に染まっている私を見て、かなり焦っている。




雅「お嬢、お怪我は!?」



「大丈夫だ。


・・・それより口止めはしたか?」



雅「もちろんです!!」



「ありがと。


次は崎下財閥だ。」



雅「わかりました。」




私達は車に乗りこみ、崎下財閥へむかった。




.