「そもそも、私が弱みだと思われる原因を作ったのはそっち。
華ちゃんにまで手だしちゃうなんて・・・ありえないから。
相手をちゃんと見ないとさ。
ほんと馬鹿だよね。」
それだけ言い部屋に戻ろうとしたけど、総長さんが口を開いた。
芹「たしかに俺達は女にだらしない。
ヤりたくなったらヤるの繰り返しだ。
でも・・・佐藤組とのことがあってからんなことしてねぇ。
俺達は変わった。
お前は・・・変わらなくていいのか?
一生男を憎み、生きていきたいのか?」
一生男を憎みながら生きていきたくはない。
私だって普通に幸せを手に入れたい。
でも・・・・・・
「・・・変わったからって何になるの?
自分が変わってもまわりは変わらないんだから同じのよ。
顔・体目当ての馬鹿な男達は群がってくるわ。
あなたたちが変わって、まわりの女は黙ったわけ?
変わりないでしょ?
変わったところで何もうまれないわ。」
私は今度こそ部屋に戻った。
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