相変わらずその日も中庭に行った。
万里は眠いから今日は寝ると言って来なかった。
一人でぼーっと星を眺めていると、あの5人が近づいてきた。
「朝の話の続きにきたのですか?」
健「そうだ。
率直に言うとお前は狙われている。」
「狙われている・・・か。」
大「実はこの学校に俺らが敵対している族の仲間がいるみたいなんだ。
んで俺を助けるためにお前に頭をさげてる所を見られて・・・」
「あなたたちの弱みだと思われたって事ですか?
それであなたたちは私を守るとでも言うんですか?」
真「その通り。」
「ありがたいですけど断ります。
男に守ってもらうだなんて吐き気がしますし。」
望「・・・昨日偶然聞いちまったんだけどさ、男に人生狂わされたってどういうこと?」
・・・聞かれてたんだ
自分の事にいっぱいで気づかなかった・・・。
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