私は仕方なく彼らのほうをむいた。
「もうちゃんと助けたでしょ?」
真「助けてくれた事は感謝する。
でも・・・
"たかが族"っていうのは気にくわない。」
健「それにあの佐藤組組長を"尚君"って呼ぶなんて・・・」
芹「お前何者だ?」
「クスッ・・・事実でしょ?
族の中では偉いんだかなんだか知らないけど
所詮ただの表の住民。
佐藤組からしたらあなたたちなんてその辺にいる雑魚と同じなのよ。
あと私が誰と仲良くなってもいいでしょ?
あなたたちに関係ないじゃない。
今はただの高校生よ。」
一気に返答した。
そして私は付け加えるようにして言った。
「それより、さっさと時枝大星連れていったらどうですか?先輩方。
せっかく助けたのに無駄になるじゃないですか。」
そして今度こそ食堂からでた。
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