芹「……たしかに今まで人を殺めてきたかもしれない。
でもな、だからと言って幸せになってはいけないだなんて誰が言ったんだよ?


それに俺が言ってる幸せって言うのは女としての、だ。」



「女として……?」



芹「あぁ。」



「……だったらなおさらだし。
花宮組時期組長をそんな風に思ってくれる人なんていない。
私はそれでいいと思っている。」



芹「………いるじゃねぇか。」



「は?」



芹「だから、いるじゃねぇか。
そんな風に思ってる奴が。」



「……誰?」




すると芹は優しく抱しめてきた。




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