芹「お前は…苺は今まで頑張ってきた。
組の為に全てをかけてきた。
……でもな、そろそろ自分の為に生きろよ。」
「い…意味わかんない。
組の為に、組を守る為に全力をつくす事が私にとって一番なんだっ!!」
芹「それだけが一番なのか?
それだけに全力をつくしていればそれでいいのか?」
私は言い返せなくて黙っていた。
芹「父親に裏切られ、母親を失い、健造さんにお世話になっている。
花宮組組員に家族として受け入れてもらい、守りたいって思う気持ちもわかる。
時期組長になることはいいと思う。
でもな、幸せになれ。
それだけに人生をかけるな。」
今まで黙っていたけど、思ったことを言う事にした。
「幸せに?私が?
今までたくさんの人を殺めてきた私に幸せになれだって?
馬鹿じゃないの?
なれるわけないじゃない。
それに私は組にいる事が一番の幸せなんだよ!!」
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