近くに行って、殴っている組長の手を掴んだ。





「その辺でやめときな。
こいつだって反省してるよ




･･････多分。」




組長は目を見開いていた。




？「苺･･･なんでここに？」



「ここの生徒だし、いて当然でしょ？


それより尚君･･･やり過ぎ。
たかが族相手になにしてんのよ。」



組長の名前は佐藤尚和(ｻﾄｳﾅｵｶｽﾞ)。
佐藤組とは仲がよく、名前で呼び合っている。



尚「だって･･･」



「だってじゃない!!
華ちゃんに連絡しといたから帰ったら説教されなさい。」



尚「えぇ!?華の説教嫌だ!!」



「嫌とか言っても無駄だからね。」



尚君が落ち込んでいると奥さんの佐藤華実(ﾊﾅﾐ)、通称華ちゃんがきた。



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